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架空のケース

呼び方や役割を決める関係に惹かれる(28歳・デザイナー)

体のことより、呼び方や話し方を決める関係に惹かれる。28歳の女性が、役割を決めるときに一緒に決めた「終わりの合図」(架空のケース)。

この事例は、よくある悩みをもとにGROW東京が作った架空の例です。実在の人物や、実際にあった相談ではありません。

どんな人か

Iさんは28歳、デザイナーです。経験はありません。服を作るのが趣味で、衣装を着て役になりきることが好きでした。

惹かれていたこと

体のことより、相手との「役割」に惹かれていました。呼び方を決める、話し方を決める、ふだんの自分と違う立場で過ごす。体の経験がないまま、そこだけに惹かれるのは変なのか、と迷っていました。

決めておいたこと

  • 呼び方と話し方は、会う前に紙に書いて決める
  • 役に入る前と、役から出る合図を決める(出る合図は、どちらが言ってもすぐ終わり)
  • 役の中で言われたことと、ふだんの自分への評価を混ぜない。終わったあとに、ふだんの言葉で少し話す時間をとる
  • 衣装は自分で用意する。相手から渡されたものは着ない

Iさんが気をつけたこと

役が決まっていると、「この役ならこうするべき」と自分を追い込みやすくなります。役から出る合図を、セーフワードとは別にもうひとつ持っておいたのは、そのためです。

この例から

主従の関係は、体の経験と切り離して考えることもできます。役割を決めるときは、役に入る合図より先に、役から出る合図を決めておくと、終わったあとに引きずりにくくなります。