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架空のケース

経験がないのに、Mっぽい自分はおかしい?(20歳・大学生)

付き合った経験もないのに、強く言われる側の場面に惹かれる。20歳の大学生が、惹かれることと苦手なことを書き出して決めたこと(架空のケース)。

この事例は、よくある悩みをもとにGROW東京が作った架空の例です。実在の人物や、実際にあった相談ではありません。

どんな人か

Aさんは20歳の大学生です。付き合ったことはなく、キスもまだです。それなのに、漫画や小説で「強く言われる側」の場面にばかり目が止まる自分に気づいて、戸惑っていました。

引っかかっていたこと

「何も知らないのに、こんなことを考えるのはおかしいんじゃないか」。友だちの恋愛の話には入れず、調べた言葉を検索履歴から消す日が続いていました。

書き出してみたら

紙に3つの欄を作ってみると、惹かれていたのは、痛みや乱暴さとは別のものでした。

惹かれること 苦手なこと まだ分からないこと
決めてもらうこと。敬語で話しかけられること 大きな声。痛み。人前で何かされること 実際にされたら、うれしいのか怖いのか

いちばん長くなったのは「まだ分からない」の欄でした。

Aさんが決めたこと

いま誰かと試すことはしない、と決めました。話せる相手ができたときのために、書き出した紙をスマホのメモに移して、ロックをかけています。

検索履歴を消すのもやめました。自分の端末なので、見られて困る相手がいないと気づいたからです。

この例から

嗜好に気づくのが、経験より先になる人はいます。気づいたことと、試すことは別の話です。何に惹かれて何が苦手かを言葉にしておくと、いつか誰かと話すとき、そのまま使えます。